WRXについて考える

表題の通りだが、スバルWRX STIについて思うことを連ねてみる。

インプレッサから派生したモデルとしての現在のWRX STI。しかし、パワートレインは(厳密にいうとエンジンが違うが)GR/GVからのキャリーオーバーで、試乗したときもボディの剛性感はあったが、とくに大幅な進化は見られなかった。変わらないことがWRXの魅力という話もあるが、個人的にはラリーベースでもなく、インプレッサから独立したクルマになったのだから、もっと弾けてほしかった。

長らく世界の2L Turboの世界基準はインプレッサとランエボの二代巨頭がいたが、ここに来てAMGのCLA45に、あっさり抜かれてしまった。まあ、価格差を考えると比較対照ではないのだが(クルマとしての速さは未だにWRX STIらしい)、このインパクトはスゴいものだ。

そこで提案したいのだが、次に出るであろうWRX STIのS208はニュルブルクリンク仕様さながらのオーバーフェンダー、エンジンも400馬力を目指し、価格は800万クラスで。それでもスバリストは買います。その為にはスバルはSTIを、もっと一流のブランドに育て上げ、スバルでは出せない素晴らしいコンプリートカーを作って、これぞ世界のSTIを見せて欲しいものだ。